S11使用構築【最終28位】

S11お疲れさまでした。
レギュレーションE最初のシーズンは悔しい結果となりましたが、まずまずの順位ではあるので構築記事を残します。

【使用構築】


【構築経緯】
新しく環境入りしたガチグマを相手にする時、「受ける」という行為が非常に難しいと感じたので対面構築を使用することにした。
S10で結果を残していたうわっきーさんの対面構築がかなり美しく、S11の環境でもまだまだやれたので細部を調整し、軸をまるごとお借りした。
【S10最終8位】無双カミウーラ - Origin Regression (hatenablog.com)
ヘイラッシャに対する選出を少しでも増やすためにオーガポン、受け構築に勝つために、「ちょうはつ」をもったガチグマを入れて構築完成とした。

【構築詳細】


ガチグマ(アカツキ)-たべのこし
特性:しんがん
性格:ずぶとい
テラス:どく
実数値:220-x-155-156-97-92
努力値:252-x-4-4-92-156
技構成:ハイパーボイス/めいそう/ちょうはつ/つきのひかり

相手への圧力が高く、受け崩しが出来る枠。
として採用したが、受けループには「じわれ」を数回打たれることや、キョジオーンやチオンジェンを出してこない構築がかなりの数いたので選出してしまうと対面選出に押されてしまうことが多かった。この枠を煮詰められなかったのが敗因と言える。

カイリュー-いかさまダイス
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
テラス:はがね
実数値:175-204-116-x-121-123
努力値:68-252-4-x-4-180
技構成:スケイルショット/しんそく/けたぐり/アイアンヘッド

初手から出しても裏から出しても相当強かった枠。
特に、ガチグマ入りの構築に対しては「けたぐり」が強い。構築にガチグマが入っている影響からか、チョッキガチグマが初手に来ることが非常に多く「けたぐり」で大きく削り有利な対戦をすることができた。
「スケイルショット」は相手の対面駒に強い技で一体倒して少し削るという動きが容易に出来た。

オーガポン(かまど)-かまどのめん
特性:かたやぶり→おもかげやどし
性格:いじっぱり
テラス:ほのお
実数値:183-168-125-x-117-133
努力値:220-100-164-x-4-20
技構成:ツタこんぼう/ウッドホーン/がんせきふうじ/でんこうせっか

対面構築に必要な持ち物を消費しないで対面性能が担保されていたので採用。
ヘイラッシャ入りやガチグマがいる構築に出した。
このポケモンを入れるまでテツノツツミが非常に重かったので、相手の構築にいたら選出するように心がけていた。
同じようにサーフゴーも重いが、このポケモンを含め、すべてのポケモンが睨みを利かせているため顔採用な面もある。

パオジアン-きあいのタスキ
特性:わざわいのつるぎ
性格:いじっぱり
テラス:でんき
実数値:155-189-101-x-85-187
努力値:0-252-4-x-0-252
技構成:つららおとし/うっぷんばらし/こおりのつぶて/テラバースト

最強の対面駒。
ヘイラッシャ、水ウーラオスドヒドイデなどに抗うため電気テラバーストでの採用。カイリューにテラスを切らせて裏のウーラオスで倒すというムーブが非常に強かった。
「うっぷんばらし」はあまえるハバタクカミに勝てるようになり、とても強かった。

ハバタクカミ-ブーストエナジー
特性:こだいかっせい
性格:ずぶとい
テラス:ほのお
実数値:162-x-117-155-155-156
努力値:252-x-252-0-0-4
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/ちょうはつ/いたみわけ

相手の構築にステロ撒きがいたら初手に出す枠。
「ちょうはつ」でステルスロックや状態異常技を拒否し、「いたみわけ」で場持ちをよくしつつ、相手を削ることで展開を阻止し、裏の圏内に入れることが出来た。

ウーラオス(れんげきのかた)-パンチグローブ
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
テラス:どく
実数値:197-200-130-x-81-118
努力値:172-252-76-x-4-4
技構成:すいりゅうれんだ/ドレインパンチ/アクアジェット/つるぎのまい

対面性能と崩し性能を兼ね備えたポケモン
この技構成は崩しも行える最強の技構成だが、カイリューに対して有効打がないという致命的な弱点がある。しかし、対面選出をする際に他のポケモンカイリューのテラスを切らせることが出来るので先制技で削られたとしても「ドレインパンチ」で回復し、最後の一匹と対面することが出来た。(パオジアンの「つららおとし」、ハバタクカミの「ムーンフォース」、オーガポンの「がんせきふうじ」、カイリューの「スケイルショット」)
このポケモンを通せるかをまず考えて、水タイプ高耐久などの大きな障壁がない限りは大体選出していた。
 

【選出】
・(カイリュー・パオジアン・オーガポン)から2体+ウーラオス
ステロ撒きがいない構築への対面選出。
・ハバタクカミ+カイリューorオーガポンorパオジアン+ウーラオス
ステロ撒きがいる構築への対面選出。

【結果】
TN Flash 最終28位 R2150

【最後に】
軸が強かっただけに補完枠を詰め切れなかったのが残念です。
キョジオーンやチオンジェンを見た瞬間に選出が歪んでしまって取りこぼしていたので、そのような多少メタ外な構築に対してもしっかりと勝てるように構築を組みたいと思いました。